中日・小笠原 6回無失点快投で復帰星 3位巨人に0・5差迫る
「ヤクルト0-1中日」(10日、神宮球場)
コロナ禍に見舞われたチームで、感染から復帰2戦目の中日先発・小笠原が躍動した。6回無失点。それでも、球団を通じたコメントは「最後、村上選手にセンター前でつながれた場面を反省したい。追い込んでから甘くなってしまい、結果は安打でしたが本塁打の可能性も…。今後はないようにしたい」と自省に満ちていた。
9日に石川昂、木下の新型コロナウイルス陽性が、この日は平田と鵜飼の陽性判定が発表された。主力を欠く中、小笠原は3歳年下の21歳、石橋とコンビを組み、2勝目を手に入れた。
打っては四回、A・マルティネスが今季1号を右翼席へたたき込んだ。この1点を守り、3位巨人とは0・5ゲーム差。チーム全員の力で、白星を積み重ねていく。