快勝のロッテ・井口監督 山口称賛も悩み解消せず「外国人が一番、心配です」

 5回、勝ち越しの左越え2ランを放ち、バットを握ったまま走り出す山口(撮影・開出牧)
8回、投手交代を告げる井口監督(撮影・開出牧)
ヒーローインタビューで一句披露しスタンドを沸かせる山口(左)。右は石川(撮影・開出牧)
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 「ロッテ7-3日本ハム」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが山口航輝外野手の3号決勝2ランを含む3安打4打点の活躍で、今季初の逆転勝ちし、引き分けを挟んで連敗を2で止めた。

 初回に山口が左前適時打を放つと、三回にも左前適時打。五回には上沢の151キロ直球を豪快に振り抜き左翼席中段へ突き刺した。

 両外国人が低調で、一塁に佐藤都、通常一塁を守ることが多い山口を今季初めて外野で起用した策が的中した。

 井口監督は山口に「久々に打線がつながりましたね。(山口は)だいぶ、(前日)1時間ぐらい特打して感じをつかんでいたので、それが結果になってよかった」と喜んだ。

 14試合ぶりの2桁安打とお目覚め気配だが、井口監督は「何が心配って外国人が一番、心配です。うちのポイントゲッターなので、もう少し考えないといけない」と、レアード1安打打点なし、マーティン4打数無安打と助っ人の復調を願った。

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