「オリックス－ロッテ」（２４日、京セラドーム大阪）

　オリックス・杉本が四回、佐々木朗希投手の剛速球で死球を受け、絶叫した。

　カウント２ボール１ストライクからの１５５キロに対し、後ろにそってボールをよけた杉本だったが大きな体に１５５キロストレートが命中。左腰付近に直撃し、「ウオーッ！」という声が響いた。険しい表情で天を仰ぎ、インフィールド内で大きな円を描くように歩いた。マウンドの佐々木朗は硬い表情で帽子を取り、頭を下げた。続く来田は三振に倒れ、オリックスの得点はならなかった。

　杉本は二回に右前打を放っている。佐々木朗にとってはこの日、福田に続いて２つ目の死球となった。