来日初勝利の巨人・シューメーカー 日本に巨人に縁深い助っ人だった
「中日0-3巨人」(23日、バンテリンドーム)
13年のメジャー初昇格からキャリアを積み重ねてきた巨人のマット・シューメーカー投手。実は日本の野球にも縁がある。
18年はエンゼルスで大谷とプレー。「大谷選手や通訳の(水原)一平さんに、日本野球についていろいろ聞きました。どういう場面でどういう球種を使うかとか、いろいろな話をしました」と野球談義に花を咲かせた。ブルージェイズでは山口と同僚で、ツインズに在籍した21年には前田とも交流があった。
14年の日米野球ではMLB選抜のメンバーとして来日。第5戦では先発として当時日本ハムの大谷と投げ合い、5回無失点で勝ち投手となった。また、MLB選抜でブルペン捕手を務めていた尾中ブルペン捕手は16年から巨人のブルペン捕手となり、新天地の初ブルペンでも相手を務めてもらった。
「新しい文化に対して積極的に知っていこうと思う」。日本にも巨人にも縁の深い助っ人。異国になじむまでにそう時間を要することはなさそうだ。(デイリースポーツ・巨人担当・中谷大志)



