日本ハムでスカウトを務め、劇症型溶血性レンサ球菌感染症のため２日に６６歳で急死した今成泰章（いまなり・やすあき）氏の告別式が７日、埼玉県富士見市内で営まれた。

　告別式は約１００人が参列。斎場入り口には、スピードガンなど今成氏の思い出の品が並べられ、日本ハム監督の新庄剛志ビッグボスから届いた「タイガース時代から本当に可愛がっていただきありがとうございます」という直筆メッセージ入りの背番号１のユニホームも飾られた。

　多くの人に惜しまれながら旅立った名スカウト。今成氏の次男で、阪神、日本ハムで活躍した野球解説者の亮太氏は「球界のスターの方、大勢の方がお忙しい中、来てくれた。父ながら偉大だった」と話した。