ロッテ・ドラ1松川、攻守で存在感 5イニング無失点好リード&2戦連続安打
「練習試合、巨人2-2ロッテ」(17日、沖縄セルラースタジアム那覇)
主力選手が合流する前にアピールするしかない。常に注目を浴びる巨人戦で、ルーキーが躍動した。ロッテのドラフト1位・松川虎生捕手(18)=市和歌山=が、対外試合2試合目で先発マスクを任されると、2試合連続で安打を放つなど攻守で存在感を示した。
与えられたチャンスを逃さない。二回にバットをへし折られながらも右前に運んだ。「詰まりながらもいい感じで振り抜いた結果」と苦笑いを浮かべたが、結果を残したことが大きい。初の対外試合となった、15日の楽天との練習試合では、代打起用された中で初打席初安打を記録。持ち味を発揮している。
六回の守備で交代したものの、投手陣を引っ張って5イニングを無失点と好リード。井口監督は「本当に間合いがいい。うまくリードしてくれている」と評価。さらにドラフト2位の池田(国士舘大)も負けじと、対外試合初安打を含む3安打1打点。ともにレギュラー陣を脅かす存在となり、首脳陣もうれしい悲鳴を上げている。