甲子園出場元監督らGoTo給付金詐取の罪で起訴
大阪地検は1日、野球部の合宿で利用した岡山県津山市の旅館の宿泊代を偽って申請し、国から観光支援事業「Go To トラベル」の給付金をだまし取ったとして、詐欺罪で、大阪偕星学園高(大阪市生野区)の野球部元監督山本セキ容疑者(53)を起訴した。
共犯として逮捕された旅館の経営者吉間俊典容疑者(54)=津山市=も起訴。2人の認否は明らかにしていない。水落雄基元コーチ(31)は起訴猶予とした。山本被告は2015年夏、同校野球部を率い甲子園球場で開かれた全国高校野球選手権大会に出場していた。