上原浩治氏も疑問視「個人の力量ってのは違う」聖隷クリストファー落選でセンバツに持論
巨人やレッドソックスなどで活躍した野球評論家・上原浩治氏が30日、ツイッターを更新。波紋を呼んだセンバツ高校野球の選考について、疑問を投げかけた。
選考では東海大会準優勝の聖隷クリストファーが落選し、4強の大垣日大が逆転で選ばれた。上原氏は「選ぶんなら、分かりやすくした方がいいよね 個人的な意見として地区から選ぶ数を、1(優勝した高校)、2(決勝まで)、4(ベスト4)、8(ベスト8)…でどうかな」と持論を展開。
続けて「ただ今回は決勝まで行ったのに選ばれなかった。委員のコメントとして、『個人の力量』っていうのは違うよね 野球は団体競技」と、もの申した。
この選考を巡っては前日にダルビッシュもツイート。選考委員が語った選出の理由に触れ、「『個人の力量に勝る大垣日大』って。それするならせめて聖隷クリストファー高を選考した上で特別枠で大垣日大高を選考するべきではないんですかね?」と疑問視している。
選考委員会は選考会の当日、「賛否がきっ抗した」と最後まで意見が割れたと説明。昨秋のデータを検討し、実力重視で「甲子園で勝てる」チーム選びをしたことを説明している。