新庄流タッチアップはルール違反で「却下」 ど派手パフォーマンスも緻密なBボスイズム注入

 走塁のお手本を見せる新庄ビッグボス(右)=撮影・西岡正
 走塁を実践する新庄ビッグボス(撮影・高石航平)
 上田コーチと一緒に選手の走塁に目を光らせる新庄ビッグボス(中央奥)=撮影・高石航平
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 「日本ハム2軍春季キャンプ」(1日、国頭)

 キャンプ初日を終えた日本ハム・新庄剛志監督(ビッグボス)は、強化を目指す走塁練習で実演指導を行った。その上で「きょうの疑問」と題し、あるプレーが却下されたことを明かした。

 「ワンアウト(ランナー)サードでバッター打ちました。ベースがあります。ランニングって言うのは、徐行からトップスピードに持って行った方が速いじゃないですか。だからベースがあって、フライが上がる。助走をつけて、(外野手が)捕る場所で(ベースに合わせたら)合わせたらダメなの?」

 報道陣の前でこんな疑問を投げかけ「調べたらダメだって。却下」とビッグボス。それでもタッチアップ時にスタートを切る選手の姿勢について「グッと下に入るよりも、ちょっと浮かせた状態で飛んだ方がトップスピードが速くなんじゃね?それを選手によって、これでタイム計る、こっちでタイム計る。個人個人によって違うから、タイムが速い方で練習しましょうと言った」と実際の数字を基にしたスタート方法を見つけるよう指導したという。

 さらに二塁走者が本塁突入する際、体の切り返し方などについても話をしたと明かしたビッグボス。現役時代は打球の追い方、スタートの切り方などを突き詰めていくことで、華麗な外野守備をファンの目に焼き付けた。ど派手なパフォーマンスにも注目が集まる一方、“ビッグボスイズム”を伝えたキャンプ初日だった。

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