巨人・原監督「ベスト尽くした結果」わずか3試合で“終戦” 大きかった4番不在

 「セCSファイナルS・第3戦、ヤクルト2-2巨人」(12日、神宮球場)

 わずか3試合で“終戦”を迎えた。巨人は接戦に持ち込んだが無念のドロー。1勝もできず、リーグ3位からの下克上の夢は砕け散った。原辰徳監督(63)は「ベストを尽くした中で、こういう結果になった」と悔しさをにじませた。

 三回に奪った先制点がCSファイナルS21イニング目で初の得点だった。八回に同点に追いついたが「なかなか、あと一本というところが神宮で出なかったですね」と振り返った。左脇腹痛の岡本和はこの日、軽めのフリー打撃を再開したが出場選手登録はせず、CSは5試合全て欠場。4番の不在が響いた。

 V奪回をかける来季に向け、指揮官は「簡単に口にするような部分ではなくてね」と多くを語らず「選手たちもスタッフもよく頑張った」とねぎらった。必ずリベンジを果たす。

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