ヤクルトのドラ1法大・山下が圧投108球 ソフト2位正木に春の雪辱2K

 「東京六大学野球、法大0-0慶大」(21日、神宮球場)

 2回戦1試合が行われ、慶大が法大と引き分けて首位をキープした。法大はヤクルトから1位指名を受けた最速152キロ左腕・山下輝投手(4年・木更津総合)が、9回3安打無失点。今季初勝利はお預けとなったが、ヤクルトスカウト陣の見守る中で堂々の投球を披露した。

 山下輝が実戦派の一片を示した。試合前のブルペンでは感覚が悪かったが、「マウンドに上がったらスイッチが入った」と不安を一蹴。この日最速149キロの直球とツーシームなどを織り交ぜ、強打の慶大を圧倒した。

 今春に一発を浴びたソフトバンク2位指名の慶大・正木に対しては「意識しました」とギアを上げた。2奪三振を含む3打数無安打と雪辱。勝利には導けなかったが、「思い通りに投げられました」と充実の108球だ。

 部内での新型コロナウイルス感染で活動自粛となった中でも、調整遅れを感じさせない。ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「バッターとも戦えている。大崩れしない」と改めて評価。即戦力としての期待は高まるばかりだ。

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