智弁学園センバツ絶望的 あと一本出ず…小坂監督「力不足」
「秋季高校野球近畿大会・1回戦、東洋大姫路2-0智弁学園」(17日、皇子山球場)
5季連続の甲子園出場は絶望的となった。今夏甲子園準優勝の智弁学園が散発6安打の完封負け。小坂将商監督(44)は「奈良大会の優勝は奇跡的なもの。力不足」と肩を落とした。
打線がつながらなかった。三回まで無安打に抑えられる苦しい展開。五、六回は走者を三塁まで進めるもあと一本が出ず、「(問題は)バッターの方ですね。簡単に見逃してしまっていた」と振り返った。
前チームが夏の甲子園で決勝まで戦った影響で、新チームの始動は後れを取った。それでも指揮官は「言い訳にしかならない。1カ月の時間で詰めきれなかった」と言い切り、「もう一回作り直して頑張りたい」と前を向いた。