押せ押せの広島 一発攻勢で阪神をリード 林、宇草がソロ

3回、左翼スタンドへ先制ソロを放ち、ナインの祝福に笑顔を見せる林(撮影・立川洋一郎)
3回、宇草はソロを放ちナインに迎えられる(撮影・山口登)
3回、宇草の4号ソロに沸く鈴木、林らカープナイン(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-広島」(17日、甲子園球場)

 広島が林晃汰内野手(20)と宇草孔基外野手(24)のソロ本塁打で先制に成功した。

 口火を切ったのは、林だ。0-0の三回1死で秋山の直球を捉えて、左翼スタンドへの9号ソロ。プロ入り初の“聖地弾”に「思い切っていきました。自分のスイングで強く打つことができました」と振り返った。

 智弁和歌山では2年春のセンバツ、3年春のセンバツと夏の選手権大会に出場。2年夏は初戦の興南戦、3年春は準々決勝・創成館戦でそれぞれ本塁打を記録していた。3年目の成長株が思い出の地でアーチを描き、チームを活気付けた。

 さらに2死から宇草が右越えに4号ソロを放ち「とにかく(先発)玉村の援護点になって良かったです」。前日16日・巨人戦で先頭打者弾をマークし、2試合連続本塁打。若手がチームに流れをもたらした。

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