東洋大姫路が準々決勝進出 甲子園用のユニホームで今夏準Vの智弁学園下す

 完封を果たした東洋大姫路・森
智弁学園に勝利し、笑顔で駆け出す東洋大姫路ナイン(撮影・秋山亮太)
2枚

 「秋季高校野球近畿大会、東洋大姫路2-0智弁学園」(17日、皇子山球場)

 東洋大姫路が智弁学園を下し、準々決勝に駒を進めた。

 小さな巨人が今夏の甲子園準Vの強豪の前に仁王立ちした。身長168センチのエース右腕・森健人投手(2年)が9つの0を並べきり完封勝利。先頭打者の出塁を一度も許さず、攻撃の芽を摘み続けた。森は「序盤は低めに集められた。コントロールで抑えられた」と胸を張った。

 打線も三回1死二塁から2番・千代凱登外野手(2年)の右越え適時打で先制すると、八回にも1点を加え森を援護。胸の「TOYO」の文字が金縁で飾られた甲子園用のユニフォームを、前回聖地に出場した11年以来10年ぶりに着用し、ナインは躍動した。

 来春での退任が決まっている藤田明彦監督は「うちらしい試合でした。このチームは不思議勝ちができるのが強み」と笑みをこぼし、次戦の大阪桐蔭戦に向けて「接戦に持ち込みたい」と力強く意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス