大阪桐蔭8強 松尾が豪快弾!高校通算15号「一本打ってやろうと」
「秋季高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭8-1大商大堺」(26日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
今夏大阪王者の大阪桐蔭が12安打8得点の猛攻で大商大堺を圧倒し、8強進出を決めた。
3-1で迎えた五回1死。「前の打席でチャンスをつぶしたので自分で一本打ってやろうと思っていた」と松尾汐恩捕手(2年)が真っすぐを捉え、左翼席に豪快な高校通算15号をたたき込んだ。
チーム事情により昨秋に遊撃手から捕手に転向し、3年生が主体の旧チームから正捕手に座る。「経験が浅いのでリード面は課題ばかり」というが、今夏の甲子園では2試合ともスタメン出場。2回戦・近江戦ではバックスクリーン弾を放つなど、チームからの信頼は厚い。西谷浩一監督(52)は「一番経験しているので引っ張ってもらわないと困る」とさらなる成長を期待した。