大阪桐蔭 新チーム主将は星子天真内野手 西谷監督「みんなで決めた」

 「秋季高校野球大阪大会・4回戦、大阪桐蔭5-4東大阪大柏原」(25日、南港中央野球場)

 大阪桐蔭は東大阪大柏原との接戦を制し、5回戦に進出した。

 今大会は3回戦まで2桁得点を挙げ勝利。この日は接戦をものにし、伝統の勝負強さを発揮した。

 新チームの主将は星子天真内野手(2年)が務める。この日は「8番・二塁」でスタメン出場。同点に追いついた直後の七回1死一、三塁ではスクイズを決めて勝利に貢献した。西谷浩一監督は「みんなで(星子に)決めた。大会とかには出ていなかったけど、チームをここまでまとめてきた。引っ張ってもらいたい」と新主将に期待を寄せた。

 この日先発したのは、背番号10の川原嗣貴投手(2年)。立ち上がりこそ甘い球を痛打され三回までに3失点を喫したが、その後は立て直し7回1/3を4失点でマウンドを降りた。2番手で登板した最速143キロを誇る1年生左腕・前田悠伍投手(1年)は、1点リードの八回1死一、二塁から登板し、無失点に抑える好救援。九回は三者連続三振に斬り、この日は最速142キロをマークした。

 今大会の背番号1は今夏の甲子園でもベンチ入りした別所孝亮投手(2年)が背負い、長身左腕の川井泰志投手(2年)も背番号11でベンチ入りを果たしている。

 今夏の甲子園では同じ近畿勢の近江に敗れ、2回戦敗退となった大阪桐蔭。18年夏以来の日本一に向けて、まずは秋の大阪を制す。

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