履正社19年夏V岡田龍生監督 母校・東洋大姫路を来春から指導へ チーム4回戦突破

 「秋季高校野球大阪大会・4回戦、履正社12-3近大泉州」(25日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 履正社の岡田龍生監督(60)が来年3月で退任し、同4月から母校・東洋大姫路の新監督に招へいされる見通しであることが25日、分かった。23日には東洋大姫路・藤田明彦監督(64)の、来年3月での勇退が判明していた。

 岡田氏は東洋大姫路で2年秋の新チームから主将に就任。3年春のセンバツで甲子園初出場を果たし4強入りを決めたが、最後の夏は兵庫大会・準々決勝で敗れた。その後進学した日体大でも主将を務め、卒業後は社会人・鷲宮製作所で1年間プレー。85年からは桜宮で2年間コーチを務め、現阪神監督の矢野燿大らを指導した。

 そして、87年に履正社の野球部監督に就任。当時は無名だったが、97年夏に甲子園初出場を果たすと、14年、17年のセンバツで準優勝。現阪神・井上広大らを擁した19年夏の選手権大会で、初の全国制覇に導いた。

 この日は秋季大阪大会の4回戦に出場。試合後は取材に応じたが「どこから発信されているという訳ではないので、僕からはコメントのしようがない」と話すにとどめた。

 チームは4安打3打点と爆発した4番・富安海来外野手(2年)を中心に、12安打12得点の猛攻で快勝。来春センバツにつながる近畿大会に出場するため、勢いに乗っていく。

 ◆岡田 龍生(おかだ・たつお)1961年5月18日生まれ、60歳。大阪府出身。東洋大姫路、日体大で主将を務め、卒業後は鷲宮製作所でプレー。桜宮で2年間のコーチを経て、87年に履正社の監督に就任。甲子園は春夏通算13度出場。14年、17年のセンバツで準優勝し、19年の選手権で初優勝。保健体育科教諭。

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