智弁和歌山・中谷監督「何とか勝利を」 資格回復制度導入後、初の日本一監督王手
「全国高校野球選手権・準決勝、智弁和歌山5-1近江」(28日、甲子園球場)
元虎のドラ1が偉業に王手をかけた。智弁和歌山・中谷仁監督(42)が、元プロ野球選手としては1982年の池田・蔦監督以来の甲子園制覇にあと1勝と迫った。
さらに2013年に始まった学生野球資格回復制度の研修を経た監督として、大旗を手にすれば初の快挙。決勝進出に「何とか我慢しながら戦ってくれた」と選手の奮闘ぶりに目を細める。
18年秋に甲子園春夏通算68勝をマークした高嶋監督の後を継いだ中谷監督は、19年センバツで甲子園初出場を果たし、8強へ進出。「大会に入っても小言を言わせてもらっていた子供たちが、大きな結果を残してくれている」。プロ経験を生かしながら、指導者として根気強く選手と向き合ってきた。
自身は選手として、97年夏に日本一を経験した。「次の勝ちと負けでは、全然違うことを自分は経験している。何とか勝利をつかみたい」。選手&監督で甲子園制覇となれば、沖縄尚学・比嘉監督以来の快挙。“智弁対決”を勝ち切り、偉業を手にする。



