智弁和歌山にアクシデント…中谷監督運転のバスが高速道路でパンク 幸いケガ人なし

グラウンドに駆け出す智弁和歌山ナイン=甲子園(撮影・高石航平)
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 「全国高校野球選手権・甲子園練習」(2日、甲子園球場)

 阪神などで活躍した中谷仁監督(40)が率いる智弁和歌山が、アクシデントに見舞われた。甲子園練習に向けて、和歌山から甲子園への移動中のこと。監督自ら運転して登録メンバーを乗せていたチームバスの右の前輪が、高速道路でまさかのパンク。ケガ人もなく、周囲の車との事故もなかったため、不幸中の幸いとなった。

 「右の前がバーストしてしまって…。(パンクは)僕のちょうどイスの下のところで。緩やかな右カーブぐらいのところで『ポーン』と鳴って、ガガガガとなったんで。ケガ人出なくて他の車に迷惑かけなくて良かったなと」

 パンクした状態で何とか路肩に寄せると、後続のメンバー外の選手を乗せていた2号車に乗り換えてそこから甲子園に向かった。それでも、予定より1時間弱ほど遅れての到着となり、練習時間を2枠繰り下げる形となったため「前後でご迷惑をおかけしました」と平謝り。ただ、昨年春の準優勝したセンバツでも、移動中にトラブルがあったという。

 「(主将の)黒川も『センバツの時もバスのトラブルあったんですよね』と。いいゲン担ぎというようにやってくれてるので」と中谷監督。アクシデントに動じることなく、「吉兆」ととらえた前向きな選手と共に、日本一を目指して戦っていく。

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