楽天・早川、六回途中2失点降板「ミスで自分の首を絞めてしまった」8勝目はお預け
「楽天-オリックス」(25日、楽天生命パーク宮城)
楽天の先発・早川隆久投手が、5回1/3を6安打2失点でマウンドを降りた。
6月6日・広島戦(マツダ)以来の白星となる、8勝目は次回登板以降に持ち越しとなり「打たれている球も高かったですけど、投球内容というよりはそれ以外の部分ですね。それ以外の部分のミスが自分の首を絞めてしまいました」と悔しさをにじませながら投球を振り返った。
またしても“鬼門”で捕まった。2-1の六回、先頭・宗に右翼線を破られる二塁打を浴びると、次打者・安達の投前への犠打が手に付かず自身の失策で、無死一、三塁のピンチを招いた。続く吉田正が放った三ゴロの間に三塁走者が生還して、同点にされた。さらに杉本にも右前打とされ、1死一、二塁とされたところで無念の降板を告げられた。
左腕はこの試合前までで、今季の39失点中、約4割に当たる13点を六回に与えていた。最少失点にとどめたものの、この日も六回に失点してしまった。
初回は11球で3者連続三振。ほぼ完璧な立ち上がりを見せたが、先制してもらった直後の二回には杉本に左中間へ一時同点の一発を浴びるなど、リードを守り切れなかった。