近江&京都国際 初の近畿勢オール初戦突破へ闘志「勝ちきれるように頑張りたい」

 グラウンドの状態を確認する近江ナイン(撮影・佐々木彰尚)
 屋内練習場でバットを振り込む近江の選手たち(近江高提供)
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 「全国高校野球選手権」(18日、甲子園球場)

 全試合が雨天順延となったことで、18日に試合予定だった6校は甲子園室内練習場で調整した。1978年に現行の49代表校制が定着して以降、一度も近畿勢のオール初戦突破がない中、19日に登場する近江(滋賀)&京都国際の2校は勝利へ闘志を燃やした。

 近畿6府県が力を合わせ?未達成だった快記録を目指す。今大会はここまで智弁学園、神戸国際大付、大阪桐蔭、智弁和歌山と4校の近畿勢が全て初戦突破。各都道府県から出場できるようになった49代表校制定着後、初の近畿勢オール初戦突破に近江、京都国際が挑む。

 17日に大阪桐蔭がコールドゲームで初戦を突破し、雨中の激闘に苦しみながらもバトンをつないだ。大会6日目に登場予定だった智弁和歌山は宮崎商との対戦を控えていたが、宮崎商が部員の新型コロナウイルス陽性に伴い出場辞退。不戦勝で初戦白星を手にした。

 偉業まであと2勝。記録達成が懸かる19日には、第1試合に近江が登場する。同校ナインはこの日、誕生日を迎えた多賀章仁監督(62)のバースデーパーティーを開催。指揮官も「これを節目に頑張ってくれ」とナインを激励し、初戦に向けて士気を高めた。

 第3試合に登場する京都国際・小牧憲継監督(38)は「ウチだけ負けるわけにはいかない。勝ちきれるように頑張りたい」と夏初出場初勝利をつかむとともに、近畿勢オール初戦突破を決める意気込みだ。

 春夏甲子園通算勝利数ランキングでは近畿4府県が全国トップ10入りを果たすなど、聖地にはめっぽう強い近畿勢。偉業達成はなるか-。

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