大阪桐蔭4戦連続コールドで8強 松浦が新フォームで6回3安打1失点
「高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭8-1近大付」(28日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
今春近畿王者の大阪桐蔭が、春季大阪大会決勝で破った近大付を7回コールドで下し、8強入りを決めた。
今秋ドラフト候補の最速150キロ左腕・松浦慶斗投手(3年)が今夏の公式戦で初先発。阪神など9球団のスカウトが視察する中、6回3安打1失点と貫禄の投球を見せた。
5月にワインドアップからセットポジションに変更。「同じ球種でも(タイミングを)外せる」と走者がいない場面でも時折クイック投法を見せ、打者を幻惑した。この日の最速は146キロながら「流れを持ってこられた」と新フォームに手応えを得た。
これで初戦から4試合連続コールド勝ちと、圧倒的な力で夏を勝ち上がる大阪桐蔭。日本一になるために、まずは大阪の頂点に立つ。