侍・稲葉監督 星野魂で金メダル獲る!墓前で誓った北京のリベンジ

 星野さん、天国から見ていてください-。東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(48)が10日、名古屋市内で、08年北京五輪で日本代表監督を務めた星野仙一さん(享年70)の墓参りを行った。その後、星野さんの供養碑がある愛知・あま市内の瑞円寺を訪れて必勝祈願。北京五輪でともに戦った“闘将”へ、星野魂継承での悲願の金メダル獲得を誓った。

 「夢」と刻まれた石碑の前で、稲葉監督が静かに手を合わせた。「私の直感力に星野監督の勝負勘が入ってくれたら、ありがたい。見守っていてくださいと、それを心の中で念じました」。13年前、星野監督とともに追い求め、そして届かなかった夢。恩師へ、改めて東京五輪金メダル獲得の誓いを立てた。

 悲願達成へ、稲葉監督が掲げたのが“星野魂”の継承。それは闘将が放った熱い気持ち、そして優しさだ。

 「熱い気持ちは持っていないといけないと思っているし、星野監督は失敗した選手も成長のために使うことをやってきた。星野監督がやってきたことを継承できたらと思う」

 忘れられないシーンがある。08年・北京五輪の予選リーグ第5戦カナダ戦。自身のソロで1-0と勝利して星野監督と2人で会見場へ向かう途中だ。「よく頑張ったな。よく打ってくれた」。闘将の優しさに満ちたねぎらいの言葉に、心が震えた。

 「周りから見ると熱血だが、いざ話をするとすごく優しい一面がある。星野監督のために、そういう思いが強かった」。だが、結果は4位に終わり「悔しさはずっと持っている。星野監督を男にできなかった、私の中での申し訳なさと」と胸中は晴れないままだ。

 そんな北京五輪を2人で振り返る機会もなく闘将は18年1月4日、天国へと旅立った。「あの大会の反省点とか良かった点とか。本当はそういうところを話したかった、聞きたかったと今でも感じる」と稲葉監督は話す。

 代表を率いる教え子に、星野監督はどんな言葉を掛けるだろうか。稲葉監督は「『お前が信じた道を行け』とおっしゃると思う」と推察した。「良い報告が最後にできれば」と決意も新たに挑む五輪。金メダルを手にした時、闘将は「よく頑張ったな」と優しい笑みを向けているはずだ。

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