ソフトバンク新加入の中谷 いきなり古巣虎戦で鷹デビューも 6日から2軍合流
阪神からトレード移籍でソフトバンクに加入した中谷将大外野手(28)が5日、オンライン会見で地元・福岡での再スタートへの覚悟を示した。「お世話になった方や友人、親、そういう方々にプレーを見てもらえる機会が増える。恩返しというか、感謝の気持ちを持って試合に臨みたい」と意気込んだ。
「頭が真っ白になった」という移籍を告げられた直後から、時間の経過とともに気持ちは前向きとなった。「必要としてもらえることは野球をする上でうれしいこと。やってやるぞという気持ちです。いろんな方からチャンスと言っていただいたし、貪欲にいきたい」。やる気に満ちあふれた表情で、目を輝かせた。
背番号は、交換トレード要員の二保が着けていた「13」に決定。日本球界では主に投手が着用するイメージが強いが「A・ロッド(米大リーグのヤンキースなどで強打者として活躍したアレックス・ロドリゲス)が着けていたので、格好いいなというのが第一印象。(ホークスは)常に強いチームなので、その中で自分が試合に出られるように頑張りたい」と力を込めた。
6日から、ウエスタン・阪神戦(甲子園)を戦う2軍に合流する。ホークスでのデビューはいきなり古巣相手となりそうだ。