ヤクルト・村上 両リーグ最速20号 YM砲で鷹狩り3連勝、交流戦締めヤ

 「ソフトバンク4-6ヤクルト」(13日、ペイペイドーム)

 これまで積み重ねてきた経験と技術を、信じた。高い修正力で魅せた両リーグ最速の20号。ヤクルト・村上が鋭いスイングでバットを振り抜く。「いいスイングができました」と、納得の一振りはバックスクリーン右への特大弾に。打席の中での“変化”が快音を呼び込んだ。

 四回だ。無死一塁で打席に向かうと、初球の甘く入ったスライダーを狙う。フルスイングで捉えると、点差を広げる2ランとなった。「左投手だったので、開き気味でいこうと思ったんですけど…。いつも通り普通に打った方がいいのかな」。初回に喫した三振から、気持ちを切り替え、即座に結果を示した。

 互いの活躍が刺激となり、道しるべに変わる。この日放った今季3度目のYM砲。17号を含む3安打と暴れた山田とは、練習中から打撃論を繰り広げる仲だ。村上は言う。

 「3番4番でチームの中心を一緒に打っているので、2人でタイトルを意識しながら、チーム内でもしっかり競っていけたらという話をしています」

 ソフトバンクに3連勝で交流戦を締め、チームは2位タイに浮上した。その立役者は、勝敗を一身に背負う若き主砲。「交流戦を勝ち越して終われたのはよかった。でもまだ打率も物足りないですし、もっともっと上げていきたい」。自覚と覚悟は、さらに村上を強くしていく。

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