「西武２－８ソフトバンク」（１８日、メットライフドーム）

　投打に精彩を欠いた一戦で不快指数が高まった。試合を振り返る辻監督の言葉も歯切れが悪かった。「そんなに劣勢ではなかった。踏ん張りきれないね」とため息をついた。

　先発の左腕ダーモディは初回２死一塁で柳田に先制２ランを浴びた。「ビハインドの状態でスタートさせてしまったことが残念」。６回４失点で来日初黒星。３度目の先発でも初白星には届かず、救援陣も失点を重ねた。

　打線は５安打で２点どまり。完投勝利を許した武田には、２０１８年を最後に黒星をつけられていない。辻監督は「真っすぐがカット気味にきて、真っすぐとスライダーがなかなか見分けがつかなかったのかな」と完敗を認めた。チームは再び５位に転落。本拠地でのカード初戦で悔やまれる黒星を喫した。