中大・中田が1死一、二塁から犠飛を呼ぶ好走塁 50メートル6秒2の快足生かした
「東都大学野球、国学院大6-5中大」(10日、神宮球場)
中大・中田悠斗外野手(4年・藤枝明誠)が好走塁で本塁を陥れた。三回1死一、二塁から3番・古賀が中堅への大飛球。中堅手が背走しながら好捕すると、二走の中田がタッチアップした。
体勢を崩して捕ったため、内野への返球に手こずっている間のスキを突いた。「(三塁)コーチが(腕を)回したので、ちゅうちょなく行きました」と中田。勢いよく生還し、犠飛による1点をもぎ取った。
「いい走塁ができたのはよかった」と振り返ったが、チームは最大4点差を追いつきながら延長十回タイブレークの末に敗戦。優勝を争う天王山で先手を取られた。雪辱を期すべく、14日の国学院大戦でも50メートル走6秒2の快足を生かす。