巨人・ドラ1平内がプロ初登板 3回0/3を1失点 サンズの一発反省も原監督は高評価

 6回、阪神 ジェリー・サンズにソロを許した巨人・平内龍太(撮影・高石航平)
 阪神打線を相手に力投する巨人・平内龍太(撮影・西岡正)
 5回、無失点に抑え、笑みを浮かべる巨人・平内龍太(撮影・西岡正)
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 「巨人5-10阪神」(20日、東京ドーム)

 巨人のドラフト1位・平内(亜大)が2番手でプロ初登板し、3回0/3を投げ、1安打1失点。収穫を口にしつつも、サンズに浴びた一発を反省した。

 出番は5点ビハインドの三回無死から巡ってきた。先発のサンチェスが大山にソロを浴びてKO。2番手としてマウンドに上がった。

 150キロを計測した直球と多彩な変化球でアウトを重ねていった。「1イニング目はやっぱり力が入っていた。2イニング目から力が抜けていい感じの力感で投げられたと思う」と振り返った。

 六回、先頭のサンズに右中間へソロを運ばれたところで交代を告げられた。打球がスタンドインした瞬間、思わず天を仰いだ。「2ボールになってフォアボールが浮かび、先頭打者だったので避けたい思いが芽生えてストレートが甘いコースに入ってしまった」と反省。原監督は「一本打たれたけど、ちょっとゲームを立て直したしね。そうい意味では収穫があったと思う」と評価した。

 ドラフト1位で入団し、開幕ローテーション入りを目指していたが、オープン戦で結果を残すことができず2軍スタート。「他の球団ではルーキーが結構活躍していて、記事や試合を見て感じるところはあった」と悔しさを胸に秘めていた。

 少しだけ出遅れたがまだシーズンは始まったばかりだ。平内は「やっとマウンドに立てたので1試合1試合結果を残していいところを見せられれば」と力を込めた。

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