東海大相模・小島 正捕手が優勝決めた!人生初サヨナラ打「切り替えて夏に臨む」

 「選抜高校野球・決勝、東海大相模3-2明豊」(1日、甲子園球場)

 決勝戦が行われ、東海大相模(神奈川)が劇的サヨナラで10年ぶり3度目の優勝を果たした。

 東海大相模の背番号「4」の正捕手が試合を決めた。同点で迎えた九回、1死満塁。打席の小島大河捕手(3年)は腹をくくった。「みんながつないで、チャンスで回してくれた。絶対に決めてやろうと思った」。打球は遊撃手のグラブをはじき、中堅まで抜けていった。

 「サヨナラ打は(公式戦)初。うれしかったですね」。昨秋の関東大会までは二塁手で、今大会から本格的に捕手に転向した。主将代行の門馬も「経験が少ない分、自分の時間で練習しているのを見ていた。小島だと安心します」と証言する努力家。決勝打は野球の神様からのプレゼントだ。

 捕手としても3人を好リード。ピンチでも「腕を振ってこい」と鼓舞した。「ここで終わりじゃない。切り替えて夏に臨みたい」と小島。春夏連覇の偉業に向けて、また挑戦が始まる。

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