楽天・滝中 大炎上2回持たず10失点KO 3年ぶり大敗で連勝ストップ
「楽天5-16ロッテ」(1日、ZOZOマリンスタジアム)
序盤で試合は決した。楽ての先発・滝中が1回2/3を7安打10失点と大炎上。その後もリリーフ陣が失点を重ねて大敗した。16失点は2018年4月29日の西武戦以来3年ぶりだ。
キャンプから必死のアピールで開幕ローテをつかみ取った右腕の背信投球。石井監督は「先発として、最低限の踏ん張りは見せてほしいと思います」と苦言を呈した。
初回に1点を失い、二回にも3点を失って迎えた2死満塁から安田に走者一掃の適時二塁打、さらにレアードに2ランを浴びるなど、この回だけで9失点。イニング途中での降板に指揮官は「後ろで守っている野手にも、ブルペンで待機してくれるピッチャーにも、あのイニングを投げきれなかったのは失礼だなと思います」と厳しい言葉を投げかけた。
それでもチームは開幕から2カード連続で勝ち越し。「攻撃の部分ではしっかりと攻撃できている」と指揮官は先を見据えた。