ソフトバンクOP戦Vならず 工藤監督は若手の奮起期待

 「オープン戦、広島2-1ソフトバンク」(21日、マツダスタジアム)

 ソフトバンクは最後の一本が出なかった。1点を追う九回2死満塁、一打逆転の場面。周東は栗林のフォークに手が出ず、見逃し三振に終わった。10試合ぶりの黒星でオープン戦の最後を白星で飾れず、2015年以来6年ぶりの“優勝”を逃した。

 工藤監督は「負けそうな試合を同点に追いついたり、負けそうなところでサヨナラ安打が出て勝ったりしたこともあった。最後もいい攻撃ができた」。投手陣の奮闘が目立った14試合を納得した表情で振り返った。

 気がかりなのはレギュラーとしての期待が懸かる若手だ。二塁手のレギュラー候補の周東は打率・133と精彩を欠いた。右翼の定位置を狙う栗原は同・186、上林も同・227にとどまった。

 注目の右翼の定位置争いについても決着は持ち越す方針だ。栗原は周東とともに2軍戦に出場して状態を上げさせる考えで、上林は全体練習で復調を図る。工藤監督は「オープン戦はオープン戦。あとは準備の仕方が大事」と若手の奮起を期待した。

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