広島・堂林は開幕OK「勝ちに貢献できるように戦っていきたい」
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「オープン戦、広島2-1ソフトバンク」(21日、マツダスタジアム)
広島の堂林翔太内野手(29)がコンディション不良から回復し、10日の阪神戦(甲子園)以来、7試合ぶりに実戦復帰した。「100%の状態で試合に臨むことができたので良かった」と安どした。
初回、いきなり守備で魅せた。今宮の三塁線への強烈な打球を滑り込んでキャッチ。素早く一塁へ送球し、アウトにした。打撃では五回の第2打席に2番手・大関のチェンジアップをうまく拾って左前に運んだ。佐々岡監督は「攻撃、守備に関しては問題ない。良かったと思う」と話し、開幕から出場できるかという問いに「当然。きょうの時点での判断で大丈夫」とゴーサインを出した。
昨年は6年ぶりに開幕スタメンをつかむと序盤から安打を量産。打率・279、14本、58打点の成績を残した。「もう体のことは心配ない。しっかりと開幕からいいスタートを切れるように。勝ちに貢献できるように一年間戦っていきたい」と堂林。万全な状態で26日の開幕を見据える。