ロッテ・佐々木朗希「勇気、希望与える立場に」 小3で被災…13年マー君活躍に感動
1万5900人の命が奪われた東日本大震災から、10年の歳月が流れた。小学3年時に故郷の岩手県で被災したロッテの佐々木朗希投手(19)が当時を振り返りながら、野球での恩返しを改めて誓った。
ロッテの佐々木朗は小学3年時に被災を経験し、津波で父・功太さん(享年37)と祖父母を亡くした。尊敬する父に感謝しながら、一挙一動に全力を傾ける。
忘れることのできない悲しい記憶。自身も家族を失ったが、周囲にも悲しい思いをした人がたくさんいる。
「10年前の僕はたくさんの人から支えられ、勇気や希望をもらった。今はその時とは違い、勇気と希望を与える立場になると思う。活躍することができたら」
自身は高台に避難できたが、自宅は流された。その後、老人ホームでの避難所生活も経験。そんな時に勇気をもらったのが、2013年の楽天の日本一、田中将の活躍だった。「田中選手に憧れていたので、すごく勇気をもらえましたし、すごく感動した記憶があります」。つらい思いを忘れさせてくれたエースの活躍。今度は自分がその番になると誓う。
佐々木朗はしみじみ言った。「野球をしている時が一番楽しかった。つらい時も頑張れたと思う」。12日にはプロ初マウンドに立つ。背番号17は大好きな野球ができることに感謝し、勇気と感動を与えられるように全力で右腕を振る。





