マー君「どれだけ幸せなことか」有観客試合で登板、敵地中日ファンからも拍手
「オープン戦、中日2-1楽天」(6日、バンテリンドーム)
楽天・田中将大投手が復帰後3度目の実戦登板で4回を、3安打2失点で6奪三振。
逆転を許してオープン戦初登板で初黒星となったが、初の有観客試合で敵地の中日ファンからも拍手が起こり「ファンの方々の前でプレーするというのはどれだけ幸せなことなのか、改めて感じました」と喜びをかみしめた。
六回2死までパーフェクトも、ここから3連打で2失点。この日の最速は、1イニング目の先頭・高橋周への初球に記録した149キロだった。右腕は「満点に近い投球とはいかないですけども、着実にはいいステップは踏めているとは思うのでよかったと思います」と前を向いた。
田中将が日本の有観客試合に登板するのは2013年11月3日の日本シリーズ第7戦、対巨人以来2680日ぶり。オープン戦とはいえ、国内で黒星を喫するのは13年11月2日の日本シリーズ第6戦以来2681日ぶりとなった。
敗戦投手となったが、開幕へステップアップ。これまで2試合の実戦登板は2回3失点、3回1失点の内容だった。田中将は開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦での先発が決定している。