オリックス・張奕、雨中の熱投112球 5回2安打2失点も安田一人にやられた

力投するオリックス・張奕=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
3回、安田に適時二塁打を打たれた張奕(中央)=撮影・開出牧
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 「ロッテ-オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスの先発・張奕は初回から激しい雨が打ちつける中での登板となった。

 先頭・加藤に四球のあと、マーティンを内角147キロで空振り三振、続く菅野を2ストライクとしたところで雨が激しくなり中断。再開後、菅野を146キロで空振り三振に取るが、安田には右中間へ先制二塁打を許す。

 二回は三者凡退で立ち直ったかに見えたが、三回は2死からマーティン、菅野に連続四球のあと、安田に二塁打で2点目を失った。

 結局、5回を投げ許した安打は安田の2本だけ。ファウルで粘られるシーンが多く見られ5回112球、2安打6三振、4四球の2失点で降板した。

 「立ち上がりからフォームのバランスも悪かったですし、リズムの悪いピッチングになってしまいました。イニングを重ねるごとに徐々に修正はできていましたが、球数が多くなってしまったことを反省しなければいけませんし、先発として長いイニングを投げられなかったことが悔しいです」

 その後、打線が五、六回に1点ずつを挙げ同点に追いつき、勝敗は付かなかった。

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