「巨人１３－４ＤｅＮＡ」（３日、東京ドーム）

　巨人がＤｅＮＡ・ラミレス監督の“先発・パットン”を打ち破り、今カード３連勝、中日との前カードと通算して５連勝とした。１３得点は今季最多得点。

　初回に１点を先行されたものの、難なく試合をひっくり返した。普段はセットアッパーを務め、この日が来日後初先発となったパットンを攻め、１死一、三塁から岡本が同点タイムリー。丸の打球をレフト佐野が落とすなどミスにも乗じて、この回３得点を挙げた。

　さらに、二回には松原がプロ１号３ラン。岡本が１９号２ラン。投手が武藤に替わってからも坂本が１１号２ランを放つなど、打者１３人、１０得点の猛攻で試合を決定づけた。

　巨人は三回の守備からは坂本と亀井がベンチに退き、遊撃に増田大、左翼に若林が入った。さらに丸、中島、岡本も退くなど、大幅に入れ替え。スタメンと試合終了時のメンバーは、以下のように変化した。

１番（遊）坂本→増田大

２番（右）松原

３番（左）亀井→若林

４番（三）岡本→（一）ウィーラー

５番（中）丸→（三）北村

６番（一）中島→（中）重信

７番（捕）大城→岸田

８番（二）吉川尚

（※９番は投手）

　先発の田口は大量リードを背に６回１失点。３勝目を挙げた。