巨人・菅野の開幕10連勝お預け 八回途中2失点、134球の熱投も

6回、佐野を二ゴロにしとめ手をたたく菅野
5回、戸柱の投ゴロの間に失点した菅野
8回、ソトへのきわどいボールが外れ悔しがる菅野
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 「巨人-DeNA」(1日、東京ドーム)

 巨人・菅野智之投手が、7回2/3を4安打2失点。134球で10奪三振の力投も勝ち負けつかず、開幕10連勝はお預けとなった。

 立ち上がりを危なげなく三者凡退でスタート。二回は先頭佐野に安打を許したが、後続を仕留めて無失点。味方が2点を先制した直後の五回に1死満塁から投ゴロの間に1点を失ったが、追いつくことは許さなかった。

 力投を続けた右腕だったが、1点リードの八回2死走者無しから中井、ソトに連続四球を与えて一、二塁。134球を投げ終えたところで原監督がベンチを出て、中川への交代を告げた。安定感抜群の左腕に後を託したが、交代後の初球を佐野に狙われ、右前適時打で追いつかれた。この時点で、菅野の勝ち投手の権利は消滅した。

 この日は球団OB・川上哲治氏の生誕100年記念試合。全員が永久欠番の「16」を背負った一戦で、菅野の10連勝はならなかった。

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