来秋ドラフト候補の市和歌山・小園 2回1/3を無安打無失点
「高校野球和歌山新人戦・3回戦、市和歌山7-1耐久」(26日、紀三井寺公園野球場)
来秋ドラフト目玉候補の市和歌山・小園健太投手(2年)が、7-1の七回2死満塁から3番手で登板。2回1/3を無安打無失点に抑える好救援で、勝利に貢献した。
予定よりも登板が早まったこともあり「急いで(肩を)作ったので準備不足だった」と高めに浮いてしまう球が多く、八回には連続四球を与えるなど制球面で課題が残る結果に。それでも、要所で2三振を奪うなどして能力の高さを示した。
この日の最速は142キロにとどまったが、7月の大阪桐蔭との練習試合では自己最速の152キロをマークし、進化を続ける右腕。「新人戦も近畿大会も優勝して、甲子園(センバツ)に絶対行きたいです」と力を込めた。