プロ注目の智弁和歌山・中西 10K快投!チーム7回コールド発進
「秋季高校野球近畿大会・1回戦、智弁和歌山8-1東海大仰星」(19日、わかさスタジアム)
プロ注目右腕の智弁和歌山・中西聖輝投手(2年)が先発し、7回を4安打1失点(自責点0)と快投。驚異の10奪三振で七回コールド勝ちに貢献し「納得いかない部分もありましたが、みんなからナイスピッチと言ってもらえたので70点くらい。赤点ではないと思います」と、笑顔がはじけた。
初回を三者凡退に斬ると、三回には圧巻の3者連続空振り三振。最速143キロの直球にチェンジアップなどを織り交ぜてテンポ良く投げ込み、反撃の隙を与えなかった。
だが、「四球やデッドボールを出してしまった。全体的なレベル上げをする必要がある」と反省も忘れず、今後の修正を誓った。
次戦の相手は、新チームになってから0勝2敗と負け越している宿敵・市和歌山。厳しい戦いが予想されるが「3度目はないぞ、という気持ちでいる」と気を引き締めた右腕。ライバルに雪辱を果たし、センバツへの切符をつかみ取る。





