ヤクルト・高津監督 左打者6人で藤浪対策も敗れ「球に力があるからね」
「ヤクルト4-7阪神」(21日、神宮球場)
高津ヤクルトが、阪神・藤浪に692日ぶりの復活勝利を献上。6回1/3を6安打4失点と追い詰めたが、あと一歩及ばなかった。
4点を追う二回には相手のミスにつけ込み、捕逸と犠打野選で2点を返した。さらに4点を追う五回には村上が、3点を追う七回には坂口がソロ本塁打を放ち、ジワリジワリと追い詰めたが、序盤の失点とボーアの2発が最後まで響いた。
藤浪とは今季2度目の対戦だった。7月30日には七回までで4点を奪っていた初対戦同様に、この日も左打者を6人先発させるなど、藤浪対策を敢行。それでもあと一歩届かなかった。
高津監督は「球に力があるからね。そんなに簡単に捉えられないボールを持っているよね」とし、「対策を練っていかないといけないと思うけど、そんなに簡単ではない。そんなに簡単な投手ではないと思います」と続けた。