星槎国際湘南、第1シード桐光破り4強 2年生右腕・小林が2安打完封

 「高校野球神奈川大会・準々決勝、星槎国際湘南4-0桐光学園」(19日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 ノーシードの星槎国際湘南が第1シードの桐光学園を破り、準決勝に進出した。先発した右サイドスローの小林匠投手(2年)が七回1死まで無安打投球を続ける快投。高校進学後では初めて九回を投げ抜き、2安打完封で18年夏の南神奈川大会以来となる大会4強へと導いた。

 “動く球”でほんろうした。「小学校のときから動いていた」とナチュラルにシュートする直球に加え、巨人・菅野を参考にしたワンシームも効果的に駆使。「途中で握力がなくなってきた」と汗を拭いつつ、スコアボードにゼロを並べた。

 桐蔭学園を率いていた時代に高橋由伸(前巨人監督)らを育てた土屋恵三郎監督は、「とにかく逃げるなということで。強気で攻めて。よく頑張った」と小林を称えた。「ボールを面白く動かすと、打ちづらい」と小林の特長を評価。今大会の組み合わせを一切確認せずに挑む指揮官は、一戦必勝で快進撃を続けている。

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