巨人3連敗 岡本のソロ1点のみ…原監督「打線がつながらないね」

「中日3-1巨人」(8日、ナゴヤドーム)

 強力打線が不発に終わり今季2度目の3連敗を喫した。巨人・原監督は「1点じゃ難しいねえ。なかなか打線がつながらないね」と淡々と振り返った。

 四回に主砲、岡本のソロで先制も1点のみの援護点に畠が持ちこたえられなかった。七回1死一、三塁。甘く入った149キロ直球を福田に左中間席へ運ばれた。スタンドをぼう然と見上げ、唇をかんだ右腕は「ピンチの時こそ厳しく、強く投げる意識を持たなければいけなかった」と悔しそうに振り返った。

 前回7月31日の広島戦での危険球退場から立ち直り、六回まで無失点に抑えていた畠は責められない。得点力アップへ打線のテコ入れを図り、重信を7月5日・中日戦以来の1番に抜てき。前夜の2、3番を替えて坂本、丸の順で組むも1、2、3番が無安打に終わった。坂本は13打席、丸は18打席無安打と苦しい結果が続く。

 今季初白星がつかなかった畠を原監督は「勝ち運というものが…」とかばった。6日・阪神戦の0-11での敗戦から投打がかみ合わず、ツキもない。「バイオリズムは悪くないよ。ジャイアンツはまだまだ始まったばかりですよ」と冷静に話した原監督。首位を快走しており、慌てる必要はない。9日は中継ぎの宮国が3年ぶりに先発。打てないなら点を与えなければいい。投手陣総動員で連敗脱出を目指す。

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