東京六大学野球 東大は全体練習再開メド立たなくても参戦意思

 東京六大学野球連盟は10日、都内で理事会を開いて8月開催を目指している春季リーグ戦の日程を発表した。同10~17日まで神宮球場で実施し、予備日は18日から3日間。1回戦総当たりの勝率で争われる。今回に限って延長十回からタイブレークを採用。2校が並んだ場合は当該校の対戦成績、3校以上が並んだ場合は優勝預かりとする。

 加盟6校のうち、東大は3月末以降の活動休止から全体練習再開ができていない。ナインは河川敷など個別調整が続いている。元中日の井手峻監督は、「チームの総意としては、8月10日の時点で(課外活動が)解禁されていれば参加したい」と力を込めた。

 前回1回戦総当たりで開催された1946年春は快進撃で、現在も歴代最高順位である2位に輝いた。昨秋に就任した新指揮官は「そのときのことを思い出して」と、苦境にも負けずに勝負へ挑む構えだ。

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