オリックス・後藤“2号”センター当確 プロ10年生が再び開花のとき
「練習試合、オリックス6-10広島」(6日、京セラドーム大阪)
オリックス・後藤駿太外野手が八回2死一塁の場面で粘って広島・菊池保の8球目、変化球を右翼スタンドに運ぶ2ランを放った。
4日のソフトバンク戦で高橋礼からバックスクリーンに運んだ一発に続く“2号”。得意の守備でも守備範囲の広さ、強肩を存分に生かすプレーでアピール。本命とみられていた宗が腰の張りで離脱する中、開幕センターをほぼ手中にした。
西村徳文監督は「守備も打つ方でもすごく状態がいい。ホームランもフォークボールですかね、しっかり捉えて。打つ方が好調であれば、頭からどんどん出てもらう。あしたが終わって、福岡で3試合、ここで3試合。投手も野手も絞って決めていかないといけない。その中で、いいものを見せてくれている」と高く評価した。
高卒1年目から開幕スタメンで出場した。プロ10年目で再び開花のときを迎えそうだ。