DeNAドラ2坂本 ほろ苦デビュー 3回3失点、サイン間違いも連発

DeNA・坂本裕哉
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 「オープン戦、西武3-1DeNA」(1日、ビッグNスタジアム)

 ほろ苦いデビューとなった。オープン戦初登板初先発したDeNAのドラフト2位・坂本(立命大)が3回を5安打3失点。自己最速を3キロ更新する151キロをマークしたが、西武の強力打線にのみ込まれた。

 自慢の直球がいとも簡単にはじき返された。初回、先頭の金子に左前打、続く源田にも右中間へ適時三塁打を浴びて先制点を許すと、二回にも1失点。二回途中には事前に決めていたサインを間違え続け、マウンド上で捕手の伊藤光に注意される場面もあった。

 「真っすぐ主体で攻めて、どれだけ押し込めるかをやったのですが…。押し切れると思った球でも簡単に引っ張ってヒットにされた」と厳しいプロの洗礼を振り返った。ラミレス監督は「1軍に残って開幕を迎えたいのであれば、何かを試すとかではなく、結果をもっと意識してやらないと」と厳しい表情を浮かべた。

 開幕ローテ争いからは一歩後退したが「真っすぐの生かし方を考えていかないといけない」と坂本。この経験を必ず糧とし、挽回する。

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