DeNA・ピープルズ 「ステロイド横行に技術で勝負」イチロー尊敬胸に来日
DeNAの新助っ人、マイケル・ピープルズ投手(28)=前インディアンス傘下3A=が26日、羽田空港着の航空機で来日。尊敬するイチロー氏のように、異国の地での成功を意気込んだ。
日本でプレーすることは夢だったという。知っている日本選手として名前を挙げたのはあのスーパースター。「イチローは(メジャーで)ステロイドが横行している時期に、単打や走塁といった技術で勝負していた」と尊敬の念を込めた。
自身もテクニックを武器とするタイプで「グラウンドボーラー、打たせて取るピッチャーです」と自己分析。幼い頃は剛速球で名をはせたノーラン・ライアンに憧れたが、「自分のタイプではない」。そう気付いてからは、制球力とツーシームを駆使したロイ・ハラデーの投球スタイルを参考にしてきた。
「チームに貢献できるのであればどちらでも」と先発、中継ぎ問わずフル回転する考え。イチローに憧れた技巧派右腕が“ジャパンドリーム”をつかむ。