ヤクルト・ドラ1奥川、両打ちを披露 おちゃめな一面も…

新人合同自主トレの第2クールがスタート、キャッチボール中に笑顔を見せるドラフト1位・奥川
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 ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜=が11日、他の新人投手陣と打撃練習を開始。おちゃめな一面で観衆の笑いを誘い、訪れた約300人のヤクルトファンを笑顔にした。

 新人合同自主トレが始まり迎えた、初めての週末。異例だという土日限定グッズ売り場もたてられ、大賑(にぎ)わいだった。そんなこの日の奥川はキャッチボールや外野でのノックを受け終わると、その後はショートスローへ。合同自主トレ初のティー打撃では、両打ちで鋭い打球を放った。

 奥川は右打ち。だがバランスを整えるために、小学生のときから左での打撃練習も継続しているという。この日の両打ち練習も難なくクリア。勝負したい投手を聞かれると「怖くて打てないです」と首を振ったが、「(セ・リーグは)打席に立つ機会もある。バントはできるようにしたい」と前を向いた。

 だが、この日は奥川自身も苦笑いの出来事が…。打撃練習中に体が温まり上着を脱ぐため、ゼッケンを一度外すと“事件”は起こった。軽装になり、ゼッケンをつけ直そうとしたが、裏表逆に着用してしまう。再びつけ直すと、今度は前後ろ逆に着用してしまい、首が詰まった状態に。これには金のタマゴも苦笑いだった。18歳のあどけない様子に、集まった観衆は笑顔に包まれた。

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