ヤクルト・村上 凱旋試合呼び込む!「いつか熊本に帰ってきて試合をしたい」

 ヤクルトの村上宗隆内野手(19)が27日、地元の熊本県庁を訪問し、蒲島郁夫県知事(72)らにセ・リーグ新人王受賞を報告した。「いつか熊本に帰ってきて試合をしたい」と凱旋試合の開催を熱望した。

 舞台として思い描くのは熊本市にある藤崎台県営野球場だ。「高校3年間、そこで試合をしましたし、思い入れのある球場」。九州学院1年夏に甲子園出場を決めた歓喜の舞台だが、最後3年の夏には涙をのんだ。悔しさを晴らす意味もある。

 同球場でのヤクルト主催の公式戦は98年7月5日・横浜戦が最後。長らく閉じた扉をこじ開ける鍵は、地元のファン増加だ。「僕が打つと取り上げてもらえる。もっともっと打ちたい」。目標の3割、30本、100打点達成へ力を込めた。

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