監督の清原氏、久々の神宮球場 ファンから「頑張って」 ワールド・トライアウト

ファンの声援に帽子を振って応える清原和博監督=神宮球場(撮影・西岡正)
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 西武や巨人などでプレーした清原和博氏(52)が30日、久しぶりに神宮球場に足を踏み入れた。16年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けて以降、公の場でNPB12球団が公式戦で使用する球場に姿を現したのは初となった。

 「ワールド・トライアウト2019」で監督を務める清原氏。9時の開場時、赤と黒の上着のユニホーム姿で神宮に登場するとファンから「清原さん、頑張ってください!」と大きな声援が沸き起こった。

 「ワールド・トライアウト2019」は、プロ野球の12球団合同トライアウトとは別のイベント。プロ野球を戦力外となった選手や米マイナーリーグなどでプレーする外国人選手らが参加する。米マイナーリーグや日本プロ野球への挑戦をサポートする狙いがある。11月7日に横浜市内で予選会を実施。選考に残った選手が、この日の神宮球場で開催される本選トライアウトに出場する。

 清原氏はこれまでに「神宮球場のグラウンドの中に入ることさえ許されない(と思っていた)。選手たちは必死でグラウンドに立つと思う。僕も必死でグラウンドに立ちたい」と語っていた。

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