巨人・大竹、5000万でサイン 山口俊移籍で来季は先発も視野に
巨人・大竹寛投手が28日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2375万増の5000万円でサインした(金額は推定)。18年目の今季は中継ぎに本格的に転向し、32試合に登板して4勝0敗、防御率2・77の好成績をマーク。球団から「優勝に貢献してくれた」と高評価され、ホクホク顔だった。
巨人では今オフ、先発ローテの柱・山口俊がポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す事情もあり「(球団から)先発ということも可能性としてあるかもしれないと伝えられた」という。来季はリリーフ起用がメインにはなりそうだが、“先発転向”も視野に入れて調整を行う構えだ。
11月開催の「プレミア12」では、世界一に輝いた侍ジャパンのメンバー入りした大竹。「(周囲も)まさか、だと思う」と笑いを誘いつつ、「肌で感じて、いい経験になった」と充実の表情を浮かべた。